熊本県老人福祉施設協議会

　

　令和7年4月に熊本県老人福祉施設協議会の会長に就任いたしました、後藤卓爾と申します。

　熊本県老人福祉施設協議会は1979年（昭和54年）の設立以来、長年にわたり会員施設の皆様とともに、地域の高齢者福祉の発展に努めてまいりました。これまでの先輩方が築かれてきた歴史と理念を大切にしながら、会員施設および高齢者福祉のさらなる発展のために、一歩ずつ前進してまいりたいと考えております。

　現在、高齢者福祉・介護業界を取り巻く状況は大変厳しく、人材不足、物価高騰、空床問題、施設の老朽化など、多くの課題を抱えています。このような時だからこそ、会員施設同士の横のつながりをこれまで以上に強め、組織として一致団結し、共に歩んでいくことが重要ではないでしょうか。また、高齢者福祉の現場には、多くの感動や笑顔が溢れています。その魅力をあらゆる世代の方々へ広く発信していくことも、私たちの重要な役割だと考えております。

　会員施設の皆様が抱える課題や想いにしっかりと耳を傾けながら、「会員施設のために行動する熊本県老人福祉施設協議会」として何ができるのかを常に考えながら、会員施設の皆様と共に、熊本の介護をもっと幸せで安心なものにするために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。